Nobu's Dirary

オランダ生活など日記

季節の変わり目

日本を離れて住む様になって4年。オランダの季節の変わり目が見えて来た。

ヨーロッパ(主に北部?)には四季がなく、日本のような季節の変わり目がないとよく言われる。私もこの4年ぐらいは日本の四季が恋しいときも度々あり、風景や食べ物など想うこともよくあった。

でも、もちろんここにも夏があり冬があり、その間の変化ももちろんある。

自分が見て感じて来た日本の”季節の変わり目”が存在しないだけで、ここにも違う形であるんだなあと。

ロッテルダムで以前に住んでいたところは第二次世界大戦の爆撃で激しく破壊された所だし、しかも大きな土壌工事で地域的に新しい家や若い木が多かったので、自然や風情のある建物が少なかった。今の住んでいる所は近所に大きな木も多く、小さな公園が近くに点在して紅葉がとても美しかった。そしていい感じの古い家も多い。それが秋の様子を良い風にかんじさせてくれる。冬は何よりクリスマスの窓辺の飾りが季節を感じるし、池が凍ったり雪が降る。春は新緑はもちろん、馬糞の匂いが春の到来を知らせてくれる。

今は町のあちらこちらにオリーボーレンの屋台が出ている。冬になると登場するこの

ボール状の揚げドーナツに粉砂糖をかけたお菓子の屋台。

今日は買って帰ろうかな。