Nobu's Dirary

オランダ生活など日記

どこでもないどこかの場所

昨日、大使館に用事があってハーグという街に行った。

ロッテルダムから30分ぐらい電車に乗って、そこから10分強バスに揺られて大使館へ。その大使館へ行くのは多分4、5度目くらいなんだけど、いつも大使館というところは不思議なところだとおもう。オランダなのに日本のような、でもどこでもないような。

入り口のインターホンを鳴らすと、英語で ”なんの用事でこられましたか?”と聞かれる。

答えると重いドアを自動で開けてくれる。建物に入るとパスポートチェックがあって、そのあとセキュリティーゲートをくぐる。

そこをくぐると小さな日本がある。

空港でも同じだけど、もう体はその国に居るのに”入国”という手続きをする前は日本でもないその国でもないどこでもないところに居る感じ。入国手続きを終えてその境界線をくぐるとやっとその国に来たというような。

大使館はほとんどが日本人スタッフが日本語で応対してくれる。でも、もちろん流暢に日本語を話すオランダ人スタッフも居る。オランダの日本大使館で日本語を話すオランダ人と話す。(早口言葉みたい)。

別室には日本文化を紹介する本や工芸品などが置いてあったりする。そこにいろいろなイベントのポスターなどが張ってある。その一つにアムステルダムにある神社で七五三が出来るというのだ。再来年の11月にチビの七五三が日本で出来そうにないなあと思っていた矢先なのでオランダで出来るとは驚いた。

オランダの神社で七五三。千歳飴もくれるらしい。

オランダの中にある小さな日本。